全日本学生スポーツ射撃選手権大会女子総合団体優勝祝賀会

(平成31年1月5日掲載、2月4日追加)

 昨年12月22日土曜日、駿河台校舎紫紺館において,全日本学生スポーツ射撃選手権大会女子総合団体優勝祝賀会が開催されました。40名を超える大学関係者、駿台射友倶楽部会員にお越しいただきました。
 佐橋監督より、今年以降も連覇を目指してゆく決意表明が行われました。



会報第11号で紙面の都合上、一部割愛された大貫先輩(平成5年卒)の寄稿文全文です。

 平成最後の12月22日、曇天の寒声の中、紫紺館にて歓声の中開催された全日本学生スポーツ射撃選手権大会女子総合団体優勝祝賀会に出席しました。

 袴田会長の開会の辞に始まり、小林部長先生の挨拶を頂き、錚々たる来賓各位の中から若林副学長並びに丸山駿台体育会副会長に祝辞を頂き、向殿明大校友会会長の乾杯で祝宴が催されました。明大射撃部が、現役、OBOGのみならず多くの方々に支えられ、愛され、そして、今般の優勝に対し心から祝福されていることを改めて感じたところです。

 私見ですが、学生スポーツは、唯ひたすらに優勝という名誉のみを求め、そのためにあらゆる情熱を捧げて心技を鍛え、あたかも己を曇りのない刀の如く研ぎあげ、ちょっとの刃毀れは愛嬌で、一刀両断できる切れ味はもちろん、粘り強く折れず曲がらぬ芯の強さを拵えるもので、全日は、そのような刃同志が、敵味方となり、優勝という全国で唯一校の名誉を求め競う、損得などの俗なものは一切なく、純粋に誉だけのために戦うもので、全日に挑み続ける明大射撃部の4年間は、アマチュアスポーツのみに与えられた崇高な時が凝縮されたものではないかと思っております。

 
(以下、会報未掲載分)
さて、祝宴にて現役生と話をすると、練習や勉学、そして将来について、きちんと自身の考えを持って邁進していることが伺え、勢いだけであった己の4年間と比べると恥じ入るばかりです。現役の彼ら彼女らには、今後の人生の糧となる明大の4年間であってほしいと心から思いました。

 祝宴も酣、佐橋監督から優勝報告があり、次は男女優勝という心強い言葉を頂きました。今後も、佐橋監督のもと一丸となって、目標達成のため充実した日々が送れることを強く願いました。
 最後は、全員がスクラムを組み輪となり、校歌斉唱です。右隣りの方から「悪いね、左手が上がらないんだよ。」と謝りのお言葉を頂きましたが、私も「自分も五十肩で右手があまり上がらないので一緒です。」と返し、二人で微笑みあい、皆で力の限り声を上げ、校歌を斉唱しました。
 このような祝賀会を企画、運営頂いた駿台射友倶楽部の幹事の方々、会場準備等頂いた現役射撃部の部員の方々に心から御礼申し上げます。 そして、次回は、ぜひとも男女アベック全日優勝の祝賀会に出席し、懐かしい方々と共に旨い酒を呑みたいと思います。 現在は、ただ祝い酒を呑むだけの自分ですが、卒業後四半世紀を超えた今でも明大射撃部を心から愛しております。
 駄文長文で失礼いたしましたが、明治大学体育会射撃部並びに駿台射友倶楽部に幸多からんことを祈念しております。